獄の窓 – 健樹

獄の窓届かぬ空に鯉のぼり
作品タイトル

獄の窓

作者

健樹

作品本文

獄の窓 届かぬ空に 鯉のぼり

作品ジャンル

俳句

展示年

2023

応募部門

自由作品部門

作品説明

この句は今回受刑する中での実体験を元にしました。
私の居る刑務所では、一部居室から刑務所の外の景色が見られるのですが、ある年の春先にふと窓の外を見たらある家に鯉のぼりが飾ってありました。
私には逮捕されてから連絡を取っていない息子がおり、当時鯉のぼりを飾るくらいの年頃だったこともあり、その鯉のぼりを見た時に感じた、どれ程息子を想おうと決して届かぬ息子への想いを、鉄格子の窓に阻まれて物理的に届かない鯉のぼりに重ねた時の気持ちを詠みました。

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