2024年9月28日(土)に、「第3回刑務所アート展」募集テーマ発表会をオンライン(Zoom)で開催しました。
過去2回の刑務所アート展、8月10日実施した「公開企画会議」、その間の運営メンバーや審査員、展示・イベント参加者のみなさまとの対話を踏まえて、第3回刑務所アート展の募集テーマを決定いたしました。
今回は、「テーマ部門」と「自由部門」を設けて作品を募集します。テーマ部門では、①誰か一人に宛てた匿名の「手紙」、②刑務所の外にいる人に叶えてほしい「お願い」という、二つの企画を立てました。
絵画や書、マンガ、詩、短歌、俳句、川柳、エッセイ、小説など、これまでの刑務所アート展で募集してきた、作品ジャンルごとの作品投稿も自由部門で引き続き受け付けます。今回、それに加えて形式を指定した「テーマ部門」を設けることで、刑務所の内と外、居場所や立場の違いを越えたコラボレーションを生み出したいという思いからです。
募集案内も完成し、10月から全国各地の刑務所への案内の発送を始めました。詳しい内容は以下の記事をご覧ください。受刑者の方はもちろん、刑務官の方からも応募を歓迎します。少年院や拘置所など他の刑事施設からもご応募いただけます。他にも、支援者やご家族の方、元受刑者の方、過去の刑務所アート展に来場いただいたり、Prison Arts Connectionsのイベントにご参加いただいたりした方など、刑務所と関わりのある方(あった方)は、立場やきっかけ、かかわり方を問わず、作家としてご応募・ご参加いただけます。
「第3回刑務所アート展」募集案内
募集テーマ発表会では、企画を担当した風間勇助・鈴木悠平の2人が、企画の内容や趣旨をお話しています。YouTubeにアーカイブを残してありますので、ぜひご覧ください。