イキタイ – 音世愛斗

何度思ったことだろう 希望が見えず 光が見えず 夢も見れず 否定されてばかりのこの世界から 逃げ出して「逝きたい」と… 何度試しただろう 手首から血を流すことを 自分が消えて無くなる想像を 何度も思ったんだ 「逝きたい」と… けどね 同じ様に何度も思ったことがある もしかしたら見られるかもと… 希望も、光も、夢も、温もりも、優しさ、愛、家族、幸せが 見られる時が来るかもしれない だから、 だから 「生きたい」とも思ったんだ この先何度も「イキタイ」と考えると思う それがずっと「生きたい」ならいいけど きっと「逝きたい」とも考えるんだろう でも今はそれでいいや なぜなら 僕は人間だから そして生きてるから 生きてるからこそ 「イキタイ」と思える 生きてるってイイネ

作品タイトル

イキタイ

作者

音世愛斗

作品本文

何度思ったことだろう
希望が見えず 光が見えず 夢も見れず
否定されてばかりのこの世界から
逃げ出して「逝きたい」と…
何度試しただろう 手首から血を流すことを
自分が消えて無くなる想像を
何度も思ったんだ 「逝きたい」と…
けどね
同じ様に何度も思ったことがある
もしかしたら見られるかもと…
希望も、光も、夢も、温もりも、優しさ、愛、家族、幸せが
見られる時が来るかもしれない だから、
だから 「生きたい」とも思ったんだ
この先何度も「イキタイ」と考えると思う
それがずっと「生きたい」ならいいけど
きっと「逝きたい」とも考えるんだろう
でも今はそれでいいや なぜなら
僕は人間だから そして生きてるから
生きてるからこそ 「イキタイ」と思える
生きてるってイイネ

作品ジャンル

展示年

2023

応募部門

課題作品部門

作品説明

生きていると、どんな人でも苦しく辛いことはあるけど、それは生きてるから。僕は本当に「逝きたい」と何度も思ってきましたが、そう考えるのは良くない、悪い考えのようにも思い、かっとうしてきた人生でした。今も悩むことはありますが、でも「逝きたい」と考えて、悩んでる瞬間も僕は生きてますし、そうやって悩んで、いつも最後は「生きたい」を選んできました。どちらの「イキタイ」も、人生の上ではとても大事なことだと思い、詩をストレートに表現してみました。

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