作品タイトル
木鶏
作者
雅凰
作品ジャンル
書
展示年
2025
応募部門
自由作品部門
作品説明
直影過半生、吾未及木鶏
もう1作と同じ古代文字の篆書ですが、本作は堅固な印形をどっしりと並べることで、動じない決意を表現しています。
<訳文>本当に強い闘鶏は、声を上げたりバタつくことがなく、その姿はまるで木鶏のようなといいます。影(悪所)を直(あらためる)すこと、半生が過ぎるというのに吾(私)は未だその境地には及びません。
未熟な身分に重ね、戒めの気持ちを込めて読んだ漢詩です。