ニューヨーク「第6回 J-COLLABO 年次アート展」に刑務所アート展応募作品を出展しました!

ニューヨーク・ブルックリンを拠点に日米のアーティストのコラボレーションに取り組む非営利団体J-COLLABOが主催する「第6回 J-COLLABO 年次アート展」に、刑務所アート展応募作品の一部を出展しました。

第6回 J-COLLABO 年次アート展は2024年12月7日~12月20日、ブルックリンのJ-COLLABO 展示会場で開かれ、油彩、水彩、版画、クラフト、写真、映像、彫刻、テキスタイル、ミックスメディア、インスタレーションと幅広い作品が展示されました。こちらのページから、出展作家・作品一覧を見ることができます。

刑務所アート展からの出展作家は、光りんさんとノンノンさんの2名で、光りんさんの2作品「目標に向かって(オリジナル)」、「少女とライオン(オリジナル)」、ノンノンさんの1作品「踠き(もがき)」が展示されました。

ニューヨーク・ブルックリンを拠点に日米のアーティストのコラボレーションに取り組む非営利団体J-COLLABOが主催する「第6回 J-COLLABO 年次アート展」に展示された刑務所アート展応募作品の一部の様子。
撮影:CREWNECK NYC Masaki Hori

撮影:CREWNECK NYC Masaki Hori

光りんさんの2作品は、2023年に開いた第1回刑務所アート展に応募してもらったものです。「目標に向かって(オリジナル)」は、「私の大切な時間」という課題作品部門に応募してくださった作品で、「『自分の目標に向かって、精一杯に取り組んでいる時間』が、私の大切な時間です。」とコメントをお寄せいただきました。

「少女とライオン(オリジナル)」は、自由作品部門への応募作品で、「創作にあたっては、『物語』を大切にしますが、この作品を観た人が、それぞれに、自分だけの物語を感じていただければ、嬉しいです。」とコメントをもらいました。

ノンノンさんの「踠き(もがき)」は、2024年に開いた第2回刑務所アート展に応募してもらったものです。作品説明には、「刑務所に入るまで、親や先輩の命令がないと行動できませんでした。これから先の人生、自分で考えて行動できるように今、刑務所の中で踠いて正解をみつけれたら、という思いで描かして頂きました。」と書かれています。

いずれもリンク先のページで詳細を見ることができます。ぜひご覧ください。

Prison Arts Connectionsでは、今後もこうした他団体とのコラボレーションの可能性を模索し、「壁」を越え、「はじまり」をつくり続ける試みを続けてまいります。今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

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