企画趣旨:
映像作家の小林大賀さんは、アートの持つ治療的側面への関心から、シャーマニズム研究のために2024年にメキシコに渡りました。現地滞在中にオアハカ州の刑務所の版画活動を知り、リサーチをしたところ、伝統文化である版画が人権運動やコミュニティ、そして受刑者の声となっていることにアートの可能性や切実さを感じたそうです。
そこでの出会いから、いつかオアハカの作家や作品を日本に招いて、展示やトークイベントを開くことができないかと、企画されているそうです。Prison Arts Connectionsとして、国を超えた活動にもいつかつながることを願い、今回は小林さんを通してメキシコ・オアハカの刑務所での版画活動についてお聞きしたいと思います。
現在制作中のドキュメンタリー『再び生まれる声』のパイロット版(約17分)の上映の後、トーク、質疑応答を行います。
ドキュメンタリーのトレイラーを以下のURLからご視聴いただけます。
https://vimeo.com/1077214588?share=copy#t=0
日時:5月3日(土)19時30分〜20時30分
Zoomを用いたオンラインでの開催
以下より参加↓
https://zoom.us/j/99857549831?pwd=rduu5sbQpAPWve8zvK4gG7PYH9Q1tR.1
ミーティング ID: 998 5754 9831
パスコード: 1TkES1
ゲスト:小林大賀(こばやしたいが)、映像作家・アーティスト
1986年生まれ。札幌市立高専工芸デザイン科卒。卒業後、パフォーマンスグループを結成し、札幌、東京にて活動。2012年、奨学金を得てアメリカ西海岸を自転車で縦断しながらグラフィック作品を制作。2015年よりレジデンス施設などでアートプロジェクト運営を務める傍ら、近年は映像、絵本、絵画作品を制作している。2024年、北海道の助成のもと、エル・コレヒオ・デ・メヒコ の客員研究員として約一年間メキシコに滞在し、精神文化研究と映像制作を行う。