報知機を押す – 岩崎風水

淡い水彩と鉛筆で描かれた廊下の角。左に青い制服と制帽の刑務官が立ち、扉の横に付いた「8」と読める札に手を伸ばす。右には眼鏡をかけた灰色の服の人物が後ろ姿で立ち、窓のある壁の高い所へ右腕を伸ばしている。両者の間の壁上部に、小さな穴の並んだ箱状の機器が取り付けられている。扉や壁は白っぽく、床は薄い水色。左下に「2026.5.10 報知器」と書き込みがある。

作品タイトル

報知機を押す

作者

岩崎風水

作品ジャンル

絵画

展示年

2026

応募部門

府中刑務所アート展2026

作品説明

居室内にはナースコールのような「報知機」のボタンがあります。ボタンを押すと、ろう下に居室番号が書かれた札が倒れます。「カターン」とかわいた音がひびきます。
ボタン付け用の針と糸の貸与、ちり紙の給付、ねる前の申し出の処方薬、作業中に用便をするとき、このボタンを押します。いきおい良く押すと、札がはね返って元のサヤにもどります。
最近では電気式でライトが灯るなどになりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です