作品タイトル
羅針盤
作者
蜂野文也
作品本文
「Si vis pacem, para bellem.
汝、平和を欲するならば戦への備えをせよ。」
「もしも、自分の心の中に信念というものが
あるなら、どんな相手にも立ち向かえる。」
「生きていく事は、ほとんど後悔の連続だ。
これは生きていく上で絶対に逃れられない。
だから大切なのは後悔をしたあとに
自分がどんな行動を取れるかである。」
「生きていれば、世の中と折り合いが付く事ばかり
ではない。だから、その時々の自分の行動が
何の為だったのか自分で分かっていればそれでいい。」
「小さな手抜きをするな。必ず後悔する。」
「何かを決断するという事は、それによって生じる
全ての責任を自分で背負うという事だ。
その覚悟をした上で、他の誰でもない自分の心に
問いかければいい。一人の自由な男として。」
「自分の人生の決定権を他人に委ねるな。」
「成功とは1%の才能と99%の努力である。
だが、裏を返せばこのエジソンの言葉は
何かで成功するには1%の才能が無ければ
99%の努力は無駄だという事で。
つまり、何かで成功する為の前提条件に
まずは“才能”であることを意味している。
だが、悲潅することはない。この世に生を受けて、なんの
才能も持ち合わせていない者など一人もいないからだ。」
「大切なのは誰かになる為ではなく、
自分が他人より優れた才能や能力を
見つけ出して、ソレを伸ばす為に頑張る。
それが正しい努力の仕方だ。」
「努力量が足りていない努力は努力ではない。
誤った努力もまた努力ではない。」
「人間として一番身近な自分を愛せない人が
どうして他人を愛せるのか。」
「全ては今の自分を100%受け入れることから始まる。」
「後悔の可能性を片っ端から潰せ。」
「物事は明確なイメージがある
人間ほど成功する確率が高い。」
「行動が伴わない人の思考は浅い。」
「何かや誰かを守る為に戦う。
確かに聞こえはいいが、それは相手を潰し
自分達が生き残るという事である。
とても残酷な事だと思う。」
「自分がどういう人間かを自覚しろ。
そして、そんな自分がした事を決して許すな。」
「相手の事を絶対に許さないって事は、
自分の事の絶対に許さないって事だよね。」
「腹落ちしていない選択はするな。」
「目の前の環境が唯一のものではない。
ほかにも選択肢はある。嫌なら他の選択肢を
自分のほうから考え、探していくしかない。」
「経験がないことは、やらない理由にはならない。」
「ロジックがないから感情が行動の理由になるのだ。」
「群れる人というのは、ロジックがないから
とりあえず周りの人と同じことをしてしまう。」
「不安だからといって群れるな。
群れたところで狭い常識に染まるだけ。」
「人生を下がって、どん底のさらに下まで
落下し続けると、何かが見えてくる。
突き抜けるのは何も上だけではない。
壁は地面の下からでも突破できるのだ。」
「フルブラフは見抜かれる。 ただ、ハーフブラフは
積み重ねに己の行動次第で強力な武器になる。」
「自分で自分の目的を信じなかったら
他の誰がそれを信じてくれるのか。」
「弱いことは悪いことじゃない。
弱いことは多くのことを知ることに繋がる。
強さの意味を、優しさの意味を、
届けるということの重さを、示すということの大切さを。
自分に与えられた使命があることに気付くこと。
弱いということは多くのことを周りに届けることができる。」
「人生は突然、何が起こるか分からないからこそ、
その瞬間、瞬間における自分の姿勢・覚悟とも
言えるものを、しっかりと持たなければならない。」
「覚悟や美学が無が無いから格好悪い人になる。」
「人間、金の為に生きることはできるが
金の為に死ぬことはできない。
「出逢ってからのストーリーを緻密に構築し、
信用を勝ち取る。それが極めて重要。」
「どんな事でも外からグダグダ文句を
言っているだけでは、絶対に何も変わらない。
変えたいという気持ちが本物ならば、
相手と同じ土俵に立ち、その中に入って行き、
戦って変えていくしかないのだ。」
「人間ってのは自分と違う者を恐れる生き物らしい。
自分の存在価値が否定された様な気がするんだ。
だから自分と違う奴を攻撃するらしい。
無知で臆病な人間ほど他者を容認する事ができない。
だから普通とは違う個性的な奴は
嫌でも強くならないと、いけないんだ。」
「人間は他人に理解されにくい感情や衝動を
持っていると、必ず孤独に苛まれる。
だから、その孤独に寄り添ってやれるバランサーの
ような、理解者が必要なんだ。でなければ、その人間は
いつかは自分を見失い暴走し、最悪の最期を迎えるだろう。」
「光輝ける者は総じて、その闇も深い。
まるで、その闇を覆い隠すかの様に。」
「お前は自分に正直に生きようと決めた。
それは敵を作ることが避けられない。
世間と戦う覚悟をしたってことだろ?
強い人間にしかできない生き方だと思う。」
「人間って奴は、“死”を否定する。
生きることを肯定すべきだと暗黙の前提があるからだ。
だが現実は絶対に肯定する事ができない“生”が存在する。
そう思えない一番の理由は自分が毎日“死”や“暴力”に
関わって生きている事に気付いていないからだ。
だから、“死”や“暴力”を安易に否定する奴が一番残酷だ。
で………お前は長生きってヤツをしたいか?」
「嘘は偽装した真実.
真実は時としてとして事実によって、ゆがめられる。」
「バランスが崩れると物事は極端な方向に動き出す。」
「復讐しても失ったモノは戻らない。
復讐しても新たな復讐を生み出すだけだ。
決して幸せにはなれない。」
「謝るという事は、自らの行為、自分自身をダメと
言っているもの。己の生き方を否定しているに過ぎない。
自分の生き方、自分の人生なのだから胸を張ればいい。
自分で自分を否定する必要がどこにあるのか?」
「どんなに殴られてボロボロになっても、
それが格好良くなる瞬間が必ず来る。
諦めなければ負けではない。」
「障害が目に入るのは、目標から目を離したときだけだ。」
「偶然など存在しない。
物事が起こるのには必ず理由がある。」
「人間の値打ちは、どん底の時に見えてくるものだ。」
「急激に成長する人間は総じて
敗北から学び、精神が肉体を引き上げる。」
「誰かを本当に護りたいと思うなら
その誰か自身を強くするしかない。」
「最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもなく、
唯一生き残るのは、変化できる者である。」
「ルールには絶対に従わなければならない。
世の中のルールに従えない者は
自分自身のルールに従わなければならない。」
「物事を途中で諦めてしまうのは
いつも他人の影を追いかけているからだ。
では、どうすれば諦めずにやり遂げられるのか。
答えは簡単。誰でも自分の中に“理想の自分”
というものがあるだろう。その姿を明確に思い浮かべ、
常に自分の目の前に立たせればいい。
自分に負ける以上にダサイことはないのだから。
諦めそうになったとき、“理想の自分”は振り返り、
こう言うだろう。そんなもんか?と。」
「今は負け続けててもいい。
ですが男は決して牙を失くしはいけません。
これだけは譲れないという“心の牙”を。」
「後悔などなるべく少ないほうがいい。
どうせなら笑って生きたほうがいい。
愚痴をこぼすより感謝の言葉を漏らすほうがいい。
誰かを責める言葉より、誰かを救える言葉がいい。
敵を増やして死ぬより、死んでも最期には
笑顔で見送ってくれる仲間が多いほうがいい。」
「自分の人生が面白くないなら、なぜ面白くしようと
しないのか。他人にどんな評価をされようが
自分で納得していない人生なんて全く意味がないだろう。」
「素直さは人を強く正しく聡明にする。
逆境を素直に生き抜いてきた人、
順境を素直に伸びてきた人、
その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。」
「しんどい時、苦しい時に、さらに頑張るのは難しい。
でも、諦めないことだけは、できると思う。」
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと
根を延ばせ。 やがて大きな花が咲く。」
最後に
詳細は長くなるので割愛しますが、僕は無実の罪で20年という判決を受けました。日数にして7,500日以上です。
失われた時間は二度と戻って来ません。
この事を実感として解っている人は、どのぐらいいるでしょうか。
僕は子供の頃からイジメや虐待に遭ってきたので、時間も含めて奪われる事、失う事の意味を解っているつもりでした。
ですが、今回の事件で逮捕、起訴されて心の底から実感しました。そして日が経つごとに実感は強くなっています。
人は自分の身に危機が迫らないと真剣に物事を考えないのかもしれません。ですが、僕のように失ってからでは遅いのです。やらない理由は、いくらでもあります。
ただ、あなたの人生はあなたのものです。あなたが真剣に生きないと、誰もあなたの代わりは勤めてくれません。
自分の人生です。今以上に大事に生きていきましょう。
今のあなたは、過去のあなたの理想のあなたでいられていますか?人生は思い通りに行かない事も多いですが、この作品の言葉があなたが何かを考えるキッカケとなり、ほんの少しでもいいので、あなたの人生がより良い素敵なものとなることを心から祈っています。
作品ジャンル
エッセイ
展示年
2025
応募部門
自由作品部門
作品説明
この作品は、僕にとってとても大切な言葉をまとめたものになります。
たった1つでもいいので、あなたの心に響いたもの、支えになるもの、何かを考えるキッカケになるもの、などがあれば嬉しい限りです。