作品タイトル
刑務所体験記ー個人の刑務所考ー
作者
阿北斎
作品本文
「刑務所体験記~個人の所務所書~」
阿北斎
序
令和4年12月9日名古屋刑務所でまたもや、看守らによる受刑者虐待事件が発覚した。
これを受け、当時の法相は外形上だけ調査を開始、次から次へと看守らの受刑者虐待など、不祥時が発露し、一部、顕在化するに至ったかにみえる。しかし、これは名刑だけに限ったことではなく、全国の刑事施設などで行なわれ、表面化していないだけである。表面化していないこともある。
私の収容されている岐阜刑務所でも、それよりひどい看守らによる受刑者虐待・いじめが行なわれている事実がある。今から語ることは、実際に私が体験しかつ、現在も継続にされている違法な看守らによる受刑者虐待・いじめ・嫌がらせの実話である。
考えるに、このような事案は、全国で行なわれている虐待より悪質かつ卑劣な上、異質で特殊なものである為、信じられないこともあるかと思われる。ところが、その信じられないことが現に起きているのである。している者、やられている者、みた者しかわからないだろう・・・。
看守らの瓜牙にかかった者は、数知れず、涙を飲んで泣き寝入りしている受刑者もいることだろう。また、同囚においても自身が、同行為をされる為観てみぬふりをして狸寝入りを決め込み、自己保身に走っている者も多勢いると思科される。これでは現状は、変わらないので、筆舌しがたいが、勇気を持って、外部に伝えようと思う。
1.看守らによる受刑者に対する虐待について
私は平成22年11月中旬より、岐阜刑務所へ入所している。初犯で初めてのムショ生活である。
2年前後は、工場で何ごともなく過ごしていたが、平成24年4月中旬頃担当交代の看守とトラブルとなり、「余罪受刑者」とされ昼夜問独居となった。(平成27年1月下旬「不起訴」となり〝無罪〟が証明される)しかし、この『不起訴』が気に入らなかったのか、『逆告訴』したのに腹が立ったのか、その後も懲別的に昼独となっている。昼独となり、あることが目についた。それは、官側のスパイ盗聴器・犬となる同因もおり、協調性もなく、反対に看守らと一緒になり、同囚をいじめる者までいることに私は非常に驚いた。そういう者らな便宜が計られて、不正に菓子を入れられたり、検閲なしで手紙を不正に出すなど異常な空間だったのだ。
そして看守らは、職権を濫用して受刑者に罵詈雑言を浴びせかけ「扉をたたいて出ていけ」「口だけか”ほらどうした”」など不適切な発言で挑発、たった一人の者を10人~30人の集団で取り囲んで、保護房へ連行したり、また、ある時は、「お前なんか死んでほえ」、「お前いらない。早く上がれ」等刑務官あるまじき問題発言が、毎日のように繰り返されているのであった。
そんな中私もとうとう、看守らに目を付けられた人となってしまった。平成28年9月前後より現在も、 毎日のことだ。その虐待・不法行為は、法相の議員会館や、矯正局長などへ情報提供や人権救済申立て等するようになり、看守らの職務上の注意義務違反など指摘した不法事案を示したことに対し上司より怒られたり私より言い負かされたりなどしたことへの報復、腹いせに当所で購入できる人ニックシャンプーを、ぞうきんやモップに付着さして、衛生夫を使い又、夜勤者(1~4班すべての班)らが意思を通じ共謀の上私の居室の名札~食器ロ側の廊下になすり付け出したのだ。
トニックがぬられると、想像を絶する寒さになり、周りの空気、風も冷たくなり、1ヵ所にじっとして いると、衣服も冷たく、スースーして、居室の窓もくもらず、例えくもっていたとしても冬の車のくもりガラスをクーラーをあてて、透明に戻すときのようにみるみる透明に戻るなど不自然で不審なことがおこるが看守らも加害者なのでそれを知りながら、周りには官側の犬を配置、不正に菓子を入れたり、調査者で懲罰の日数を軽くするなどの便宜を計って口封じをした上で上へは内容虚偽の報告などしているのである。
当然「窓の透明化より、刑務所の透明化を計れ」などと、担当、夜勤者以と毎日のようにトラブルとなり、殴りかかったことも多々あって衝夫には殴ったときもあった。でも、多勢に無勢、別荘へ連行形勢は不利である。看守らに処遇棟で抱腹絶倒されるだけなのだから、囚人は無残としか言いようもない。しかし、そんなんで、おとなしくする私ではない。作業材量の出し入れや引き上げ時など、扉が開いたときのチャンスをみて狙っていたところ、いち早く、それを察した担当らは、警戒し近づかない。そのくせ、扉が閉まって、おとなしく生活していると、自身に危害が及ばないと分かると「早くとんでこい」「その窓割れ!暴れろ」などと挑発してくるのである。組織的かつ集団で行なわれ、授夫も協力、更に、カメラの映像など、不正に持ち込んだ私物の個人所有の機器で改ざん、捏造、偽造公文書作成・同行使するなど証拠隠滅までしている徹底的な不法行為ぶりなのだ。よくお礼参りされなかったものである。官舎には家族もいるのに・・・!
2. エスカレートする看守らの虐待、止まぬ糞争での紛争
看守らは、それには、あきたらず、加重に、今度は、私(その他数名含む)らの飲食物の小便を入れて来た。配食台車の物は、順番で取って配食していく為、どれがどこに入るか分かり、更に目印として、皿の端に1つだけ副食物を付けるなどの方法で間違って入れることのないようにしていた。とんだ食わせ者らだ。俺絶句!!
口の中が小便くさく飯を食べると、アンモニア独特の臭いがすることに不信感を抱き、また夜勤者と投夫のやり取り、一人の衛衛生夫が「それそれ・・・小便」と茶を入れるとき、飯を食べてる私をみて教えてくれたことで発覚更に、あろうことか、私以外にも数名含む水でうすめて、うんこまで入れて混入(現物も出て来て採取保持保全した)上げくの果て、シャンプーも混入をさして現存毎日3食汚物、異物混入され続けていることに至っている現状だ。私は、聖水プレイやスカトロのオプションを付けてまで服役しているのではない。抱腹絶叫・・・。
加害看守らは、自身が控訴などで被告(告数・告発含む)として訴えられて、怒髪衝天し、逆恨みして、尻穴爆発、問答無用に、糞尿利用、こちらが憤小既して怒ると、糞害増加、愉快活発スカト口愛好者のように、汚物混入に一魂入魂、本来の職務より毎日々々、一心精進していて、対応、接触している看守らに情報聴取、全食喫食していると知ると呵呵大笑しているのであった。(令和3年5月下旬より私のは、別盛でピンポイントで狙えるようにされた)
『人を呪わば穴二つ』という諺があるが、前と後ろの穴二つで、自分らで蒔いたクソや小便を入れたり、また衛生夫に仮釈をエサに入れさしたり、やらして、〝正常者のすることかな〟と、その精神構造や道徳心を疑たくなる黄金聖闘士[(ゴールドセイント)の看守たち。聖域 (サンクチアリ)を犯し美味佳肴なんて絶対無理。迷惑千万である。〝身から出たクソ〟 を入れられることは、〝身から出たサビ〟だろうか?この糞争の紛争も人権を侵している案件で、黄金時代を迎える看守らの黄金伝説の完結、支配からの終焉はいつになるのか・・・。ロシアのムショでは、ナクリヌイ氏が毒を、日本のムショではN氏がクソを飲食物に看守らにより盛られている事実・・・あー腹立つ!クソが(怒りマーク)。事前に小器などに採取して、収容棟へ 来るのであった。フン尿を。いくら当所がんLB級のムショでも私は、ロングバケーションをしに来ているのではない。罪を償いに来ているのである。看守らがロンバケを満喫しているだけなのだ。嫌んなるではないか。
フン尿混入なんて『悪性大腸菌による食中毒にかかる危険』もあり、生命及び健康に支障が生じているのに看守らは、日々、フン談議、正常者・健常者のすることだろうか?考えてみてほしい。ひねり出したクリを見せびらかして人の飲食物へ混入して喜んでいる姿。想像しただけでおぞましいではないか。狂って、痛んでいる・・・ 。
3.受刑者らの不可抗力
刑務所は、我が国の『どん底』である。そこでは、虚偽と強制、否、圧制、不自然、不人情、醜悪の中に囚人は一切を不可抗力と諦めて生活している。看守らは、威張り散らし、虎の威を借るキツネ同様に受刑者を虐げている。一度、罪を犯しその味を知ってしまえば、戻ることは難かしい。常軌を逸した処適も目立つ。
しかも、『改善更生』という実で。そして、下っ端の夜勤者などの看守らは、要領本位で、上をあざむき、心の中で 「ちょろい奴」。〝その欲をたす為〟トニックを付けたり、飲食物へフン尿混入、洗たくものに小便をかけるなどしているのだ。当所での秩序は、がれき、みたいに崩れ落ちている。『不条理』という言葉にぴったりの場だ。こんな不正が許されていいものだろうか・・・。私は絶対に許さない。不利益を被るとわかった上での職権濫用でもある。
4. 刑務所という所は・・・・・・。
刑務所ほど異質な空間はない。そこでは、社会から隔離され、現場の者たちにしか分からない真の姿がある。バレなければ、何をしてもいいという犯罪を構成する処遇や看守らの不適切な言動矯正管区の堕落、法務省の放縦、弁護士会の無力、すべて形化(けいがいか)している不服申立て、犯罪者を養育、再犯心を養成、普遍妥当性を欠いた異常な現状がある事実、〝開かれた矯正へ〟などと、そんなまやかしに騙され、サギられてはいけない。虚偽説明なんて当たり前である。
このことは、今の日本、その国の縮図といってもけして過言ではなかろう。これが刑務所という所である。
・終
これらの事実は、現に今もって看守らにより、されている虐待の一部、氷山の一角である。恐らく「え!ほんまだに!!」と面を喰ったことだろうが、糞を喰っている事実など、恥の上塗りをするようで、ここで発表するか迷ったのだが、私の体験や、私以外でも数名、同行為されている同因の為、恥は、百も承知で筆記した。これ以外でもすごいことをされているが専門知識(パソコンやインターネット関連)がいる為省略した。もう遅いが不利益を被むり被害物多大になってしまう。
信じられないことと思われるが、信じられられないことが本当に起こっているのが刑務所という所でもある。
虎の穴ならぬ、尻の穴の反則行為を起こす看守らの刑罰法令に反した違法行為を発露、露見ささ なくてはいけない。焼けクソになっている看守らは、後を絶(た)たないのだから・・・。伊達直人はいずこに・・・!
再犯を犯す要因、その多くが、刑務所の中に入っているときに問題がある。根幹的な問題から眼を反らしてはいけないと思う『犯罪⇒入所⇒出所⇒再犯』の流れの中、入所中の処遇に大問題があるのである。この中で形成される人格は、対同因、対看守という交じりの中にある。収容至上主義は必ずしも再犯防止、甦生への道を開けてくれるものではなく、閉鎖する面もあることにも光をもっとあてるべきである。
『もし私にユーモアがなかったら、これ程長い戦いに耐えられなかったでしょう』とは、ガンジーの名言である、ガンジーに比べると、私の事案は、まだましかな・・・。最後に一句。〝飯くえば 腹が鳴る鳴る ゲリピッピ〟
ちっくそー!!(怒) 戦いは、今日も続く。
なお、〝マザーハウスたよりNo104〟、〝K刑、明石焼きさん〟の項に『G刑務所の壁夜間居室棟では10年程前から、刑務官に小型カメラとボイスレコーダーが装着されている』とあるが、そのような 事実はない。また、その件も含め、集音マイク等、官側の都合に良いように改ざん、捏造等されるだけなので、一歩踏み込んだ、テレワークみたいにリアルタイムで常時、法務者へ画像、録音テープを送り、看守らを監視、野党、弁護士などのチェック体制の構築が必要である。
看視されることから私たちも看守を監視する意識と覚も大事であろう・・・。 外と中の連携、世論形成、〝悪は閉じ込めとけとい〟う感情の変換もまた大切なのである。
〝処理水、トリチウム放出よりも受刑者へ恩赦、放出、強行を!!〟死刑囚含め、受刑者一同声、思いだろう。
作品ジャンル
エッセイ
展示年
2024
応募部門
自由作品部門
作品説明
名古屋刑務所事件を受け、全国いっせい調査されたが、すべて解決したわけでなく、未だ顕在化していないことも多々あるため、現在の私が現実に今もって行われていること等、世論へ問いかける為、稚拙ながら作成した。ただ、一方的に伝えるだけではオモシろくないので、ジョークなど交えたが。