コンテンツへスキップ
  • PAC 刑務所アート 公式サイト
  • メニュー
    • ホーム
    • 団体概要
      • 刑務所アートとは
      • 運営メンバー
    • 記事一覧
      • イベント
      • レポート
      • リサーチ
      • コラム
    • ギャラリー
    • 寄付
    • ショップ
    翻訳
    SNS
    • Instagram
    • X
    • Facebook
PAC 刑務所アート 公式サイト
  • 寄付
  • ショップ
  • お問い合わせ
    • ホーム
    • 団体概要
      • 刑務所アートとは
      • 運営メンバー
    • 記事一覧
      • イベント
      • レポート
      • リサーチ
      • コラム
    • ギャラリー

    PAC 刑務所アート 公式サイト

    Prison Arts Connections > ギャラリー

    ギャラリー

    • 「お前は未だにシャバッケが抜けていないな」 新入期間を終え、それとなく日々の所内生活に順応しつつある昨今、世話になっている先輩受刑者から指摘頂いた一言である。シャバッケ。この東ヨーロッパの伝統料理みたいな風格を纏った新出単語を辞典で引いてみたところ、なるほど「娑婆+気」の造語であると理解した。娑婆―軍隊・牢獄など自由を束縛された世界に対して、そとの自由な世界のこと。則ち、入所して半年以上が経過してもなお、そとの自由な世界で養なってきた価値観を脱却できていないと認められる私を憂慮した先輩は、慈愛の精神をもって忠言を授けてくれたのだろう。その他意のなさに有難みを感じつつ、同時に皆目交じり気のない健やかさに、私は一抹の違和感を拭い去ることができていない。 国家が制定した遵守事項に違反しなければ、刑務所の中であっても、自由は存在すると思っていた。作業に真摯に取り組んで懲役の義務を果たしつつ、余暇時間には、自身の心の声に耳を傾けながら様々な趣味や勉学を通じ、社会復起のために各々が自己研鑽に励む。それこそが更生に向けた姿勢であると信じて歩み出した受刑生活だったが、目下、想定外の課題に見舞われてきた。 塵一つ目視できない箇所に対して再三繰り返される居室内清掃、一挙一動に付髄して反響する マナーという名の強迫的定型句、たぶん薄記三級より難易度が高い食事メニューの暗記暗唱……挙げ始

      シャバッケ – 蓮下 かえる

    • 私が刑務所で生活していく中で、大切にしている時間は、1日の中で聞いたり見たりした言葉や行動の中で、日本社会の一般の人にとって非常識と思われるような出来事は有っただろうか、と考えることです。例えば昨年の2021年の8月に以下のような事があった。受刑者がお風呂の後に、部屋に戻って、タオルをセッケンで泡立てて洗っているのを見た刑務官が、烈火の如く怒って受刑者を叱嘖していた。 『お前、いまセッケンでタオルを洗っていたな!』『洗ったら悪いことを知って、洗っているお前が、健全な懲役をしていると言えるのか!』 という言葉を聞いた。しかし、私はその日のテレビのCMで、洗剤やアルコールの商品の紹介のときに、「コロナ禍の今年は、私達がこれまでの中で、いちばん手を洗った年でした』☺という内容を見ました。感染対策といいながらも、刑務所では、3日間もお風呂に入らず、タオルも自由に洗えないのが『常識』である。このような常識は他にもたくさん

      刑務所の常識と、外の社会の常識の違いを考えること – 祈り人

    • 遊具らは明日を待ち侘ぶ日短(ひいみじか)

      短歌 – 弘雀

    • 受話器持つわが手かすかに震へをり五年振にきく母のその声

      短歌 – 弘雀

    • 吾を呼ぶ老いの指さす窓見れば今年ははやも初雪の降る

      短歌 – 弘雀

    • 戦友の、誕生日には、祝詞書き、ポストカードも、贈る冬なり。

      戦友の、誕生日には、祝詞書き、ポストカードも、贈る冬なり。 – 虹嶋 幻造

    • 立冬にて、四捨五入して、四十なり。

      立冬にて、四捨五入して、四十なり。 – 虹嶋 幻造

    • 親友と、再会したら、語る冬。

      親友と、再会したら、語る冬。 – 虹嶋 幻造

    • 届くたび 入れ替え嬉し 写真立て

      届くたび 入れ替え嬉し 写真立て – 1854

    • そして人に なりゆく我等 空高し

      そして人に なりゆく我等 空高し – 1854

    • 免許証 返納決めた 母のため 愛車の灰皿 捨てると決める

      免許証 返納決めた 母のため 愛車の灰皿 捨てると決める – 1854

    • この秋で2年という月日を刑務所にて迎えることになる。いつの間にかそんなに日が経ったのかと思うより先に、過ぎて行った時の速さにゾッとするような怖さを覚える。果して何か一つでも自身のためになるような出来事は、自信を持って語れるそんな土産話はあるのだろうか。もう少しこれが出来るようになった!とか、成長したなと思える実感も・・・。 社会にいた頃はもっと出来る、伸びしろはまだまだと言っていたのに、いつの間にか・・・。なんだろ?自分の天井の近くさが見えたような感覚になる。前に進んでいると感じていたあの頃とは違い、一歩進んでは、又戻り、ずっと同じ所を行ったり来たりしているような、そんな気が ・・・ 凹んでしまいそう(笑)。こんなモヤモヤした感じ、わかる人も沢山いると?思うけどね。自分だけと思い込みすぎないように心がけて、落ち込まないようにと言い聞かせる。ここはここ、外は外、とらわれ過ぎないように。 こっちで得られないものは、外で、違う所で補えばいいじゃないって能天気に思ったりもしたり・・・ さて今回「私の大切な時間」といった内容で書かせてもらえる機会を与えて頂き、とても感謝します。 具体的に何を、と考えていて、「大切な時間」と

      私の大切な時間 – ジャック・クリスピン

    投稿のページ送り

  • 1 … 32 33 34 … 38
  • PAC 刑務所アート 公式サイト
    • ホーム
      • お問い合わせ
      • ウェブアクセシビリティについて
      • プライバシーポリシー
    • 団体概要
      • 刑務所アートとは
      • 運営メンバー
    • 記事一覧
    • ウェブギャラリー
    • Instagram
    • X
    • Facebook
    ©PAC 2022-2025
         

    お問い合わせ

  • 寄付
  • SNS
  • ギャラリー