任意団体から「一般社団法人Prison Arts Connections」へ。理事のご紹介

Prison Arts Connections(プリズン・アーツ・コネクションズ、略称:PAC)は、令和7年1月21日に法人設立の手続きを完了し、一般社団法人となりました。それに伴い、理事が3人就任しましたので、お知らせします。

 

共同代表理事 風間勇助

略歴:
1991年静岡生まれ。奈良県立大学地域創造学部講師。
東京藝術大学にてアートプロジェクトの実践を通したアートマネジメントを学び、卒業後に民間シンクタンクにおいて文化庁委託事業を中心とした調査研究業務に従事。退職後、東京大学大学院文化資源学研究室において、「刑務所と芸術」を研究テーマにアートマネジメントの観点から、刑務所(矯正施設)の内と外との対話の回路をどのようにつくっていくことができるのかについて研究と実践を重ねる。この社会で埋もれてしまうかもしれない小さな声に、どのように寄り添い社会に表現としてコミュニケーションを生み出せるのかを考えている。

 

共同代表理事 鈴木悠平

略歴:
作家/インターミディエイター®
1987年生まれ。東日本大震災後の地域コミュニティの回復と仕事づくり、学ぶことや働くことに障害のある人や家族を支援する企業での現場支援や研究開発、メディア運営等を経験したのち独立、2020年に株式会社閒を設立。異なる身体・言葉・物語を生きる人たちの対話と協働を媒介し、「生活を創造する」プロジェクトに取り組む。現在は、「刑務所アート展」の企画・運営、重度身体障害のある人たちと介助者・テクノロジーの協働による自律生活支援等に携わる。

 

理事 上田假奈代(うえだ・かなよ)

撮影:成田舞

略歴:
1969年・吉野生まれ。詩人。3歳より詩作、17歳から朗読をはじめ、18歳から京大西部講堂に出入りし、今から思えばアーツマネジメントを学ぶ。「下心プロジェクト」を立ち上げ、ワークショップなどの企画、場作りを開始。2001年「詩業家宣言・ことばを人生の味方に」と活動する。2003年、大阪・新世界で喫茶店のふりをしたアートNPO「ココルーム」を立ち上げ、2012年に開講した「釜ヶ崎芸術大学」はヨコハマトリエンナーレ2014に参加。2016年ゲストハウス開設。釜ヶ崎のおじさんたちとの井戸掘りなど、あの手この手で地域との協働をはかる。
大阪公立大学都市科学・防災研究センター研究員、NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表理事。堺アーツカウンシル プログラム・ディレクター。大手前大学非常勤。

 

 

このたび、任意団体から一般社団法人として新たな一歩を踏み出すことができました。これもひとえに、これまで私たちの活動を支え、温かく見守ってくださった皆さまのお力添えによるものと、心より感謝申し上げます。

これからも私たちは、活動をさらに深化させ、皆さまとともに豊かな未来を築いていきたいと考えております。引き続き、皆さまのご支援とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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