【アーカイブ配信】対談イベント「ことばをとどけて対話をつなぐ」永井玲衣×風間勇助

MoMoBooksで開催された哲学対話イベント「ことばをとどけて対話をつなぐ」のサムネイル画像

8月12日に、大阪・九条にあるMoMoBooksさんにて開催された対談イベント「ことばを届けて対話をつなぐ」のアーカイブ配信チケットが、以下のページからご購入いただけます(アーカイブの販売期限: 2025年8月26日(火) 23:59まで)。

https://premier.twitcasting.tv/c:momobooks/shopcart/385632

アーカイブは、トーク前半の40分のみとなります。会場では、前半のトークのあと永井玲衣さんと会場に集まった方々と哲学対話を行いました。

前半のトークでは、永井さんが取り組まれてきた「哲学対話」について、刑務所アート展の取り組みと重ね合わせながらお話を聞きました。永井さんにとって、「哲学」は「よくみること」であるといいます。「みる」ためには、対象から距離が必要になることもあり、それは時に特権的な立ち位置になることもあり得ます。だからこそ、「きく」ことが大切になります。

「語るためには、見るためには、見るわたしへと問いが跳ね返る。…だからこそ、見ることや語ることだけに力を注ぐのをやめ、聴くことを始めなければならない。自らの声を聞く、自らが根ざしている場所に耳を澄ます、そして対象を見るのではなく、対象から漏れ出る声を聴こうとする。そのときはじめてわたしたちは、見るという特権的な場所から、ほんの少し距離を取ることができる」
(永井玲衣『さみしくてごめん』より)

作品をきっかけに語りをひらくこと、対話をひらくこと、「問い」を共有することでつながっていけることなど、刑務所アート展のこれまでの取り組みとも重なることが多くありました。

その語りを適切に残すにはといった話題にもなりましたが、最後は、「よくみることってつらくなりませんか?」ということも永井さんに聞いてみました。ぜひ続きはアーカイブ配信をご覧ください。

イベント終了後の写真。左側に永井玲衣さん、右側に風間勇助。

 

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