水彩を油彩みたいに使う How to-D 謎の画家ディー

①まず、十字にセンターラインを引いて、それをガイドにさらさらと線で描く。

 

②影の部分をさらさらとぬって、ティッシュでぼかす、をくり返す。

③だんだんはっきりしてきたら、消しゴムで光を描く。②、③をくり返すと鉛筆画になる。

④ぺんてるエフ水彩で写実的表現をするなら、まず明るいところに白を置いておく、次におおざっぱにそのとなりの暗いところをさらさらとぬる。肌のかげは緑を使う。ただ、どこが何色とか全然気にしなくていい。なぜならどうせ何色もぬり重ねていくから。

⑤だいたい明るいところ暗いところをくり返して、もっと暗く、もっと明るく、とやって、赤すぎるところはうすく黄を上にのせて、その逆もやって、青も使ってみたりする。とにかく元の画像をようく見て。1番多用する色は白。

⑥だいたい20時間ぐらいでこんなかんじになってくる。まだいろいろなところが大ざっぱ。ここからすべてのところを調整するとスーパーリアリズムになる。100時間ぐらいかけてやればハイパーリアリズムになる。だから、写真みたいな絵なんて誰でも描こうと思えば描ける。 上手い絵と、良い絵は別次元。

作品タイトル

水彩を油彩みたいに使う How to

作者

D 謎の画家ディー

作品ジャンル

絵画

展示年

2025

応募部門

自由作品部門

作品説明

よく、どうやったら水彩で写実的になるのか、と訊かれるので、そのハウトウーを6枚に連ねて描いてみました。
リアリズムは描く技術というよりも、実は対象をようく見て、どこがどう違うのかを発見する技術なのです。
だから、足で描こうと思えば描けないことはないし、とくにそれはすごいことでもないのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です