展示会場・作品へのアクセシビリティについて(第2回刑務所アート展)

この記事は、2024年3月22日(金)〜3月30日(土)開催の「第2回刑務所アート展」会場および作品へのアクセシビリティに関するご説明・ご案内をまとめたものです。

展示会場の設備・環境と、私たち展示主催メンバーのリソースの制約上、ご不便をおかけしたり、ご要望にお応えしきれない面もあるかもしれませんが、可能な限り多様な方法で、かつ安全に展示・作品をお楽しみいただけるようの工夫したいと考えております。

展示へのご来場をお考えの方で、以下の項目に当てはまる方やご不安・ご相談のある方は、事前にこちらのメールアドレスにご連絡いただけますと幸いです。

info.prisonartsconnections@gmail.com

(当サイトのお問い合わせフォームでのご連絡でもかまいません)

以下に挙げたものの他にも、個別の対応を必要とされる方はお気軽にご連絡ください。

お一人ずつ、詳しくお話をお聞きしながら、具体的な対応方法をご相談させてください。

目次:
1. 展示会場について
2. 展示内容と展示作品について
3. 車椅子ユーザーの方へ
4. 視覚・文字情報の読み取りに困難のある方へ
5. 小さなお子さんをお連れの方へ

 

  1. 1. 展示会場について

今回の「第2回刑務所アート展」展示会場としてお借りしたのは、東京・北千住にある「BUoY」の2階ギャラリーです。

住所と最寄り駅からのアクセスは以下の通りです。

〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11 [map]

東京メトロ千代田線・日比谷/JR常磐線/東武スカイツリーライン「北千住」駅出口1より徒歩6分、西口より徒歩8分

BUoYは、1964年に竣⼯した10階建てマンションの⼀部、元銭湯の地下と元ボウリング場の2 階を改修して2017年10⽉にオープンした複合アートセンターです。

現時点ではエレベーターは設置されていないため、2階への移動は階段を利用いただくことになります。

また、お手洗いは2階に2基のみ、近隣の千住仲町公園にも公衆トイレがあるとのことです。

最寄り駅である北千住駅には多機能トイレが設置されています。

 

  1. 2. 展示内容と展示作品について

第2回刑務所アート展の展示期間は、3月22日(金)〜3月30日(土)で、いずれの日程も11:00〜19:00が開場時間です。

本展は、大きく以下の3部構成をとっています。

第1部:第2回刑務所アート展に応募された全作品の展示
第2部:死刑囚となった長谷川敏彦さんと奥本章寛さんの作品展示
第3部:刑務所について知るための写真や物品の資料展示

このうち、第1部の展示にあたる、全国の受刑者によるアート作品は、本サイトの「ギャラリー」ページに全ての作品の画像(および代替テキスト)、作品説明・作品情報、作品本文をアーカイブしており、展示期間外でもオンラインで自由に作品を鑑賞いただけます。

また、会期中は以下の日程で3つのイベントを行います。
3月23日(土)17:00~19:00 オープニング・トーク
3月29日(金)15:30~17:30と18:30~20:30の2回 哲学対話×刑務所アート「かべ」のてざわり
作品を鑑賞して感じたこと、考えたことを共有し、対話します。
各回12名〜15名、事前申込制です。
※イベント概要はこちら
※参加申込はこちら
3月30日(土)17:00~19:00 クロージング・トーク

このうち、3月23日(土)のオープニング・トークは、以下のURLにて、YouTubeのライブ配信および録画のアーカイブを行います。

https://www.youtube.com/live/V6pdkMMYxkA?feature=share

以上の通り、オンラインや会期外でも作品を鑑賞いただける環境をご用意しておりますが、展示会場にご来場いただいての鑑賞に関しても、可能な限りのアクセシビリティ対応を行いたいと思っております。以下3項に該当される方で、ご相談・ご調整が必要な方は、以下のメールアドレスへの事前連絡をお願いいたします。

info.prisonartsconnections@gmail.com 

(当サイトのお問い合わせフォームでのご連絡でもかまいません)

 

  1. 3. 車椅子ユーザーの方へ

BUoYの1階から2階へ上がる階段は以下の写真の通りです。

BUoYの2階へ向かう階段

おそらく、ほとんどの車椅子の場合、乗ったままの昇降は難しいと思われます。

車椅子に乗られているご本人さまのお身体と、車椅子の形状・重量によっても可能な対応が変わってくると思います。

以下、私たち運営スタッフで想定できる限りの対応方法を列挙してみましたが、ご本人さまのご安全と、車椅子の故障・破損の回避が何よりも大切と考えておりますので、実現の難易度やリスク、前述のオンライン鑑賞も踏まえて、個別に代替手段をご相談して決めていければ幸いです。

①ご本人さま指示のもと、階段昇降・車椅子運搬

一度車椅子から降りられて、杖や手すりで階段を登られたり、同伴介助者が抱きかかえての昇降が可能な方は、直接2階に上がられての鑑賞が可能かもしれません。

ただし、比較的軽量・小型の車椅子以外は、車椅子の2階への運搬が困難な可能性があります。電動車椅子など、人力での運搬が不可能な重量・大型の車椅子をご利用の方は、以下②③などの代替方法をご相談できれば幸いです。

この方法での鑑賞が可能と思われる場合も、なるべく混雑しない時間帯をご案内したり、安全のための配慮事項を確認したりするために、事前にご連絡いただけますと幸いです。

②Webカメラや分身ロボット等を活用してのリモート鑑賞

会期中、ご自宅と会場をオンラインでつなぎ、スタッフがカメラを回しながらリモートで鑑賞していただくという代替方法も考えられます。ご連絡をいただいた後、ご希望のお日にちと会場スタッフの配置状況を踏まえて、実施日時をご調整いたします。

③会期外での個別対応や、今後のイベント情報のご案内

今回の第2回刑務所アート展の会期に留まらず、今後もさまざまな作品鑑賞と対話の機会を設けたいと思っております。

まだできたばかりの、リソースが限られた運営団体のため、いつ頃、どのような機会をご提供できるかは保証しかねますが、みなさまからのご希望やご提案をお聞きしながら検討していきたいと思います。①②以外の方法や、今回の展示期間外での作品鑑賞をご希望の方は、まずは一度お気軽にご連絡ください。

 

  1. 4. 視覚・文字情報の読み取りに困難のある方へ

視覚障害や読字障害のある方、日本語を母語としない方など、作品やキャプションの視覚・文字情報の読み取りや理解に困難のある方は、会場スタッフにお気軽にご相談ください。一緒に会場をまわりながら、可能な限り会場の様子や作品の内容を口頭でご説明いたします。

もちろん、ご自身で介助者・通訳者を同伴されてのご来場も全く差し支えございません。

 

  1. 5. 小さなお子さまをお連れの方へ

会場の中央には、詩やエッセイなどのテキスト作品を鑑賞するためのテーブルを設置しています。お子さまの身長によっては、テーブルの角が目の高さに近くなる可能性があります。

テーブルのヤスリがけや面取りをしたり、運営スタッフがお子さまの様子をよく見たりして、なるべく危険のないようにしたいと思いますが、保護者のみなさまもお子さまのご安全にお気をつけいただけると幸いです。

 

上記に記載した内容以外でも、何かご不安な点やご相談・ご提案がおありの方は、どんなことでもお気軽にご連絡ください。

info.prisonartsconnections@gmail.com 

(当サイトのお問い合わせフォームでのご連絡でもかまいません)

 

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