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    PAC 刑務所アート 公式サイト

    Prison Arts Connections > 2025年

    2025

    • みんな俺の周りに集まってくれる。俺にそんな魅力があるとは思えないけどみんなに可愛いがってもらえた。俺の名前はリュウ。最後に会えなかった。今までに沢山ケンカしてきた。叩かれ、怒られた。坊主にされたのだって、一回や二回じゃないよ。毎年恒例で、何度刈られたことか。シッポだけ残したり、ヒゲだって切られた。俺らはヒゲで平衡感覚をとっているのにさ。ほんと酷いよ。  盗み食いがバレると、いつも俺が疑われる。チャンスは、お母さんやおばあちゃんがキッチンで料理して目を離してる間。お兄ちゃんはコッソリと刺身一枚くれたり、盗み食いを黙認してくれたりするクセに、自分の機嫌が悪いとすぐ怒って、鼻の頭を叩くんだ。確かに俺が怒られるようなことしたから仕方ないけど、もうお母さんに怒られたんだから放っといてくれ、と思うけど、隠れ場所がないから、すぐお兄ちゃんに見つかって、「やだなー、今度はなんだよー。」と思ってたら、ものすごく優しくて、いっぱい撫でてくれる。癖っていうか、しっぽの付け根をワシャワシャされると全く抗えなくて、右手の甲をムシャムシャしちゃうんだよな。しっぽの付け根以外は大丈夫なのに、そこだけをピンポイントで触られるともうお手あげ。ww お母さんはお母さんでノミ取りついでに俺の顔を見ながら、気持ち良さそうな所を探るようにお腹を撫でまわしてくれてた。リードをつけて散歩に連れて行かれたこともあるけど、地域一帯でケンカ番長の俺が、リードをつけられて散歩“させられてる姿”なんて他の奴に見られやしないかとヒヤヒヤしたよ。  いつの頃からか、お兄ちゃんが家にいる時間も少なくなって、朝登校する前なんて、めちゃくちゃ避けられてた。玄関まで行ったら撫でてくれるかなーと思って毎日行くんだけど、頭をポンポンとされるだけ。

      リュウ-気づきが始まり

    • 自分が持っていないものを他人が持っていると欲しくなる。逆に僕だけが持っていて、他人が持っていないものがある。それを皆に見せびらかすと奪われそうになる。だから、コッソリと隠し持つようになった。  ポケットの中でソっと握りしめて、心の中で「これは僕だけのもの。他の人に見せたら奪れちゃう。」と思ってずっと隠してきた。 友人から「ポケットに何隠してんだよ」と言われた時に、とぼけるのが大変だった。バレたら大変。どうにか隠し通さなきゃ。と必死。でも今まで誰にも見せたことはない。それがどのくらい“特別なもの”なのか。価値があるものなのか。調べたこともないし、人に聞いたこともない。自分の中だけでヒッソリとしまってきたもの。幼い頃は、チラッと見せたり、それを持っているような素振りをしたりして、周りから注目を浴びようとしたり、興味をそそろうとかを幼いなりにやってたと思う。楽しんでいた。  いつ頃かは分かんないけど、“僕だけ”が持っている“特別なもの”に対して、周囲からの激しい拒絶反応があった。その時、僕は何が、とか理由は分からないけど、それを人前にさらしちゃいけないんだ。見られるとまた拒絶反応を示されてしまうんだ。次、見つかったら今度こそ奪われてしまうかもしれない…とだんだん思うようになっていった。  自分でも何がなんだか分からない状況だった。当時は、分からないことが分かってなかったし、その感情が“何なのか”すら分かってなかった。  だから、主語のない「分かんない」に対して『何が分かんないの?』と言われても「分かんない」としか答えられず、会話にならなかった。

      特別なもの-気づきが始まり

    • 人間の顔というのは、毎年、毎年、変化しています。 それは少しずつの変化ではありますが、確実に変化していくものです。 ちょうど木が一年一年、年輪を刻んでいくように、私たちの顔にも、年輪に似た魂の経験というものが刻まれている様に… 一日には、とてつもない可能性があるということを常に私は信じています。 その一方、無為に過ごせば後悔が残る時間でもある事を最近気づきました。 それまでの人生を振り返っても、一つとして同じ日はなかった。晴れた海のような日もあれば、積乱雲に覆(おお)われた日もあってまさに千日千様。 人はそんな日々を重ねつつ、一年を生き、一生を終えていく、だから、時に振り返る事はすごく大切であろうかと… 今日という日は、確かに自分の一生の1ページに値(あたい)したかどうかを…

      私の人生観-セントポーリア

    • 左半分に絵、右半分に文書がある。絵は刑務官の制帽をがぶってにっこりする鳥の姿。制帽のデザインの桜の葉が鳥の下にある。桜の葉の左右に桜がある。文書は作者に届いた「控訴、告発の届け出」の不受理の通知である。内容は作者がユニークに表現していて、赤色の漢字で「嘘」とはんこがある。

      家はあるけどコームレス-もち

    • 般若心経-心の雫

    • 行雲流水

      行雲流水-穂積大好

    • 暑き中 思いを鳴らす 蚊のゆくえ

      暑き中 思いを鳴らす 蚊のゆくえ-バジル

    • 運動会 老いも忘れて 矜持あり

      運動会 老いも忘れて 矜持あり-バジル

    • 聖杯は存在するのか 否か – ケン獄

    • 国民階級底辺の私が身の程知らずにチャ連ジをしてみたら? – ケン獄

    • あなたへ – エンポリオ・イワンコフ

    • 大切なあなたへ – MORIKO

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